大阪エリアで本物の美を追求するフェイシャルエステサロンLarme

ブログ

フェイシャル

|

#肌質 #スキンケア #しわ

シワ改善の秘訣!メカニズム攻略で若返り肌へ!

「ほうれい線なんて今までなかった…」

「シワがあるだけで老けて見える…」

なんて、一度気になってしまったらずっと気になってしまいませんか?

「シワを改善するスキンケアってどうするんだろう?」

たくさんいろんな記事がありますが、結局自分のシワは何が原因で、どうしたら良いのか分からない…

そこで、シワの原因や改善方法をはじめ、シワ自体のメカニズムまで解説します。

5年後の自分も大好きで居続けるために、今から改善と対策を徹底して行いましょう。

シワとは?

そもそもシワとは「皮膚が筋肉や刺激によって、長時間繰り返されて刻まれた溝」を指します。

肘や膝の内側の線も、生まれてからずっと曲げ伸ばしをすることで着いた溝であるためシワです。

この溝を跳ね返す力が強い、つまり若い時は「元に戻ろうとする力=コラーゲンやエラスチンの網目構造」がしっかりと構築、維持されているので、シワになりにくいのです。

老化や生活習慣によって構築、維持ができにくくなりシワになってしまいます。

また、シワの種類によって原因も異なります。

シワの種類と原因

シワといっても、部位や症状によって分類されます。

大きく分けて2種類あり、一般的に小ジワと呼ばれる目の下や唇に現れるものと、おでこやほうれい線に多く現れる深いシワです。

1.小ジワとは?

小ジワとは、言葉の通り小さく浅いシワのことを指します。

笑った時にだけ現れるシワや、眉を動かした時にだけおでこや眉間に現れるシワのことです。

「特定の行動をした時に同じ位置に現れるけど、その行動をしない場合、うっすらと影があるような気がする…」というのが特徴です。

また、小ジワを対策しないままだと、深いシワになってしまうので、小ジワの段階で改善と対策が必須です。

原因

主な原因は「表皮の乾燥」です。

肌の水分保持機能の中枢である、細胞間脂質のセラミドが不足し、カサカサとした肌になり、肌自体が凹むことで小ジワが増えてしまいます。

乾燥が原因でできるシワには「表皮性ジワ」と「真皮性ジワ」の2種類あり、小ジワは「表皮性ジワ」に含まれます。

また、浅く細かい小ジワが多いので表皮性ジワは「ちりめんジワ」とも言われます。

真皮性ジワは深いシワのことを指します。

そして、この表皮の乾燥の原因ですが、今回は大まかに4つに分類しました。

間違った洗顔方法

先に結論をお伝えすると、過度な洗顔回数、強力な洗浄力、洗顔時の手による摩擦、が主な原因です。

過度な洗顔回数

「ベタベタして気持ちが悪いから…」

「粉を吹いてる様に感じるからつるんッとさせたくて…」

こういった言葉を洗顔回数が多い方からよく耳にします。

一度洗顔するたびに、肌は一時的にでも無防備になり、肌のバリア機能が乾燥対策をしようと働きます。

その働きによって分泌されるのは皮脂(油)なので、乾燥がより進行してしまいます。

強力な洗浄力

お肌が突っ張る感じを体験したことはないですか?

その感じこそ洗浄力が強く、お肌が乾燥に傾いている証拠です。

ずっと強い洗浄力のあるお化粧品を使用することで、お肌への負担が増え、過度な洗顔回数と同じく肌のバリア機能が水分を補おうと皮脂を過剰に分泌するので、こちらもまた乾燥が進行します。

洗顔時の手による摩擦

強い圧や摩擦で肌が何度も擦れることによって、角質層のキメが乱れ保湿力が低下します。

乾燥が進行しシワに繋がってしまうと同時に、シミや肌のゴワツキにも繋がるので、注意が必要です。

紫外線を浴びる

紫外線ダメージが原因による乾燥と小ジワは、深いシワに直結します。

1番、乾燥の状態が目と体感で分かる原因と言えます。

「紫外線=シミ」のイメージが強いかと思いますが、シワにも影響があります。

理由としては、紫外線には種類があり、「UV-A」と「UV-B」それぞれ引き落とすトラブルが違うからです。

このうち、「UV-A」がハリや弾力を作る組織にダメージを与え、シワやたるみに繋がります。

ただ、小ジワの場合、UV-AやUV-Bに関係なく、紫外線によって表皮が熱でダメージを受け乾燥するのが原因です。

加齢による肌機能の衰え

深いシワにも関係していますが小ジワの場合、笑った時にだけできる口周りのシワなど、普段は見えないが同じところにできるシワが、加齢による肌機能の衰えによって引き起こされます。

幼い時は肌の保湿力やバリア機能がしっかりと働いていたので笑ってもシワが弾力によって元に戻っていました。

それが、加齢によって保湿力が低下することで、お肌表面の瑞々しさがなくなり、特定の場所に溝という名の形が出来てしまっている状態です。

シワと認識し辛いですが、小学生の頃はその形がなかったことを考えると、18歳をピークに老化が始まっているので、対策することが大切です。

生活の乱れ

小ジワはあくまで「表皮の乾燥」によって引き起こされるので、生活の乱れも関係してきます。

例えば以下のような偏った食生活で、表皮で栄養不足によって細胞が正常に作られないということも考えられます。

  • お肌の保湿力やバリア機能に必要なビタミンやたんぱく質を摂取していない
  • 塩分を摂取しすぎてむくんでしまい老廃物の排泄が間に合わず栄養が巡りづらい

また、睡眠不足が続いたりすることで、自律神経が乱れるので、ホルモンバランスが乱れてお肌の生まれ変わりが正常にできず、乾燥が進行することも考えられます。

小ジワのまとめ

つまり、「表皮の乾燥」が原因ということは、深いシワになる前段階ということです。

小ジワのうちに改善や予防をすると、深いシワよりも短い期間で効果を実感できるので、後に紹介する改善方法と予防方法をしっかり把握して対策していきましょう。

2.深いシワとは?

言葉通り、深く溝が出来ているシワのことを言います。

小ジワの表皮の乾燥に比べると、皮膚の奥にある真皮に問題がある場合がほとんどです。

乾燥が原因でできるシワの「真皮性ジワ」は、ハリを保つ成分のコラーゲンが不足して出来るシワのことを指します。

また、主に紫外線ダメージからの乾燥が原因で、表皮性ジワが正しいケアで行われず、症状が進行することで生まれるシワです。

深いシワは顔や体に刻まれるように出来るため、改善することが非常に難しいです。

※真皮自体が乾燥していたり、人間の自己修復機能では補えない

原因

先程もお伝えしたように、主な原因は「真皮のダメージ」です。

紫外線の様に外からのダメージをはじめ、体の内側で活性酸素が皮膚の細胞を傷つけ内側からのダメージと、小ジワに比べると、改善が難しいところに原因があるのが特徴です。

小ジワの原因と重なるところもありますが、大まかに4つに分類できます。

紫外線ダメージ

深いシワは紫外線のダメージによる影響がとても大きいです。

紫外線の種類の内「UV-A」がハリや弾力を作る組織にダメージを与えることで、シワやたるみに繋がるとお伝えしました。

なぜ繋がるのかと言うと、UV-AはUV-Bに比べ波長が長く、表皮を透過して真皮にまで届きます。

そのため、お肌のハリや弾力に欠かせない、コラーゲンやエラスチンを生成する「線維芽細胞」に直接ダメージを与え、生成する力を弱めてしまいます。

また、紫外線を浴びることで過剰な量の「活性酸素※」が発生してしまい、コラーゲンの繊維が切れる、つまりハリや弾力を生み出す網目構造を破壊します。

※活性酸素とは、酸素の一部が通常よりも活性化した状態のことを言います。

活性酸素自体は免疫機能など体の働きを正常に保つ働きがありますが、増えすぎることで体の酸化が進んだり、皮膚の細胞を傷つけ老化現象を引き起こす、つまりシワを生み出してしまいます。

また同時に、線維芽細胞からコラーゲンの分解酵素が生成され、真皮のコラーゲン量を大幅に減少させてしまい、弾力性がない「変性したエラスチン」が増え、より肌の弾力は失われてしまいます。

本来のハリや弾力があるお肌だと、すぐに元に戻るか、小ジワの様に同じところにシワは出来るけど深く刻まれていないので、パッと見で老けて見えることはありません。

紫外線ダメージが原因でシワやたるみが出来ることを「光老化」と言います。

そして、光老化の割合は、老化の80%も占めるので、加齢による自然老化は20%しかありません。

それくらい人体に影響が強いので注意が必要です。

小ジワの放置

「小ジワだからまだ大丈夫…」

「あんまり目立たないから…」

と思ってそのまま放置したり、ケアの仕方が足りないもしくは甘いと、深いシワに変わってしまいます。

どんなに小さく目立たないシワでも、そのシワがあるところは既に乾燥しているので、真皮へダメージが届きやすくなっています。

小ジワの原因は表皮の乾燥なので、この時点から正しいケアをしておきましょう。

何度も言いますが、一度深いシワになってしまっては、本当に改善が難しいので注意が必要です。

ホルモンバランスの乱れ

シワとホルモンバランスは切っても切り離せないくらい関係しています。

「真皮でのコラーゲンとエラスチンの生成には女性ホルモン」が、「お肌の生まれ変わりには成長ホルモン」が関わっています。

女性ホルモン

「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類あります。

女性の場合、簡単に言えばエストロゲンは月経後の1週間頃のウキウキしている時、プロゲステロンは月経前の1~2週間頃の無性にイライラする時に、それぞれ多く分泌されます。

そしてこのエストロゲンがコラーゲンの生成を促進してくれる事から別名「美人ホルモン」とも呼ばれているほどお肌にとっては欠かせません。

成長ホルモン

「美肌は夜に作られる」と聞いたことはありませんか?

その言葉通り、成長ホルモンには日中に浴びた紫外線や外気刺激のダメージを、寝ている間に修復してくれる働きがあります。

その他にも…

「新しい細胞の新陳代謝を促す」

「抗利尿作用で体内の水分蒸散を防いで肌ツヤを良くする」

「肌の水分保持量を増やす」

といった役割があります。

小ジワの時に生活の乱れが原因とお伝えしましたが、小ジワ以上に内側からの乱れを整えることが重要で、深いシワに繋がってきます。

筋力の低下

お顔の皮膚は表情筋と呼ばれる筋肉とつながっています。

そのため、筋肉が衰えることで、皮膚や皮下脂肪を支えることができなくなり、垂れて皮膚が寄り、シワが出来てしまいます。

また、筋肉というのは必ず「対」になっています。

どこかが縮めば、同時にどこかが伸びます。

そのため、一定の同じ筋肉だけを鍛えても、その対になっている筋肉側はシワが出来てしまうことがあるので、注意が必要です。

深いシワのまとめ

原因がどれだとしても、1度深いシワになると本当に改善が難しいです。

ただ、改善方法や今後の予防は実践できるものが多いので、無理のない範囲で行いましょう。

シワの改善方法と予防

次は既に出来てしまっているシワの改善方法をお伝えします。

1.保湿

シワが乾燥の影響をとても受けていることは、もう充分伝わったかと思います。

特定の皮膚の動きで現れるシワや、目立つ・目立たないは別に既に刻まれたシワを、保湿することで、より深く濃いシワへ進行することを防げます。

高い保湿力を持つ成分が配合されているお化粧品を使用することで、乾燥からお肌を守ってくれるので、以下の成分が配合されているものを使用してみてください。

セラミド

特に小ジワなんかの浅いシワに効果的な保湿成分で、最も保湿力が高いと言われています。

また、肌の状態を正常に保つためには欠かせない成分です。

セラミドにはいくつか種類があるのですが、「セラミド2」や「3」「6」といった数字が書かれているものは肌馴染みが良いのでおすすめす。

NMF

NMFというのは、肌の水分を保つ働きをしており、元々肌に備わっている保湿成分の1つです。

肌のphを弱酸性に保ち、皮膚の常在菌のバランスを整えるので、バリア機能が向上し潤いが保たれます。

加齢に伴い減少もしますが、間違ったスキンケアや強い刺激でも減少します。

減少したNMFを増やすのに、肉類・魚類・卵・牛乳・ヨーグルトなど「必須アミノ酸」が含まれている食品をバランス良く摂取するのがおススメです。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸の質量の約6,000倍の水分を保持してくれます。

そして、その水分を膨張させる性質があるので、「シワの改善=ヒアルロン酸注射」とイメージが着く程効果的です。

2.修復

保湿と同様に大切なことが、既に傷ついた細胞やコラーゲンなどの成分を修復し、改善すると言うことです。

こちらも同様に修復機能があるお化粧品の成分を紹介します。

レチノール

ビタミンAの1種で深いシワに効果的です。

傷んだ肌に欠かせないコラーゲンの生成と修復する働きがあります。

ただ、注意が必要なのが、レチノールは刺激がかなり強いため、肌質に合わない方もいる程です。

レチノールを肌へ付けた直後に、新陳代謝が急激に変化することで現れる、赤み・皮が剥けるなどの「レチノイド反応」や「ビタミンA反応」が起こることもあるため、使用する際はご注意ください。

ナイアシン

レチノール同様に深いシワを改善するために欠かせない成分です。

肌のコラーゲンの生成を促す働きがあります。

「シワ改善有効成分」として、日本の厚生労働省に承認されています。

また、ナイアシンは保湿効果もあり、敏感肌の方でも刺激が少ない成分なので安心して使用可能です。

ビタミンC誘導体

エイジングケアにも使用される程大切な成分で、肌への浸透力がとても高いです。

コラーゲンの生成をサポートする効果もあるので、使い続けることで肌にハリを与えます。

3.表情筋を鍛える

フェイスラインの筋力と表情筋の強化は、改善・予防共に欠かせません。

  • 口元のシワ→口輪筋
  • 顔のたるみシワ→胸鎖乳突筋
  • 目の周りのシワ→眼輪筋
  • ほうれい線あたりのシワ→側頭筋

鍛える筋肉を間違えると効果がない、または余計悪化する可能性があるので、どんなトレーニングにも共通する注意点をお伝えします。

回数を守り長時間行わない

何事も適度な量を保つことが近道です。

一か所を徹底的に鍛えるより、バランス良く鍛える

負荷が集中してしまい、シワやたるみの原因になるので、鏡で稼働域を確認しつつ、バランスを整えるのが改善と予防に繋がります。

4.紫外線対策

シワの改善・予防、老化全てにおいて紫外線対策は必須です。

紫外線が肌にとても重要なコラーゲンやエラスチンを破壊するので、この破壊を阻止することが何よりも大切です。

紫外線対策を怠ってしまうと、将来一気にシワが増える、なんてこともあり得ます。

日焼け止め・日傘・帽子・サングラス、そういったもので直接紫外線を浴びない、もしくはなるべく紫外線カット効果の高い商品を身につけることをおすすめします。

5.ストレスフリー・生活の見直し

小ジワ・深いシワのどちらも、ホルモンバランスの乱れや生活の乱れが関係しています。

ビタミンやたんぱく質をしっかり摂取し、睡眠時間も7時間確保できるようにしましょう。

ホルモンバランスに関しては、女性ホルモンも成長ホルモンも、生活サイクルやストレスを溜め込まない生活を送ることでバランス良くしっかり分泌されるので、「現状乱れているな…」と感じる方は改善してみてください。

最後に

今回の記事でシワについてかなり理解が深まったのではないでしょうか?

「保湿」と「紫外線対策」を行うことも大切です。

小ジワのうちは自分で改善と予防が出来ますが、深いシワになると本当に改善が難しいので、既に深いシワがある方は美容医療やエステサロンを検討してみてください。

まずは、できる範囲でシワの改善と予防を行っていきましょう。