大阪エリアで本物の美を追求するフェイシャルエステサロンLarme

ブログ

フェイシャル

|

#肌 #肌質 #ニキビ #クリスティーナ

毛穴が開く原因!?本当の原因と改善方法

「少しぷつぷつと毛穴が目立つ気がする…」

鏡を見た時にふと気になったことはありませんか?

特に目の下が目立ちやすく、詰まっていなくても少し黒っぽく見え、老けた印象を与えます。

なので、今回はそんな毛穴の開きについて詳しく原因と改善方法をお伝えします。

「毛穴が開く」と言っても、開く原因には大まかだとしても3種類タイプがあります。

  •      皮脂の分泌過剰
  •      老化
  •      生活習慣

更に細かく原因を分類すると、特徴やケア方法が違うので、自分の開き毛穴がどの種類なのか正確に把握し、対策していきましょう。

     皮脂の分泌過剰が原因

皮脂の分泌が「なぜ過剰なのか?」を理解することがまず大切です。

1.ホルモンバランス[1] 

ホルモンバランスが原因の場合、3種類のホルモンが影響しています。

     成長ホルモン

子供から大人になる過程において、第一次成長期と第二次成長期に最も多く分泌される、成長に欠かせないホルモンです。

一般的に、その第二次成長期に皮脂が過剰に分泌され、Tゾーンを中心に「思春期ニキビ」と呼ばれる肌トラブルが起こるようになります。

男の子は約12歳、女の子は約10歳から、共に大体17~18歳頃まで続きます。

この期間中ずっと、もしくは18歳を超えても分泌が過剰な場合、毛穴が開きっぱなしになり、思春期ニキビ以外にもトラブルが起こるようになってしまいます。

     男性ホルモン

男性ホルモン自体に皮脂の分泌を過剰にする作用があります。

さらに、角質の柔軟性を低下させてしまうので、開き毛穴がそのままになりやすいです。

たとえ女性であったとしても、過度の緊張や睡眠不足、疲労によって交感神経が優位になることで、分泌が高まるので注意が必要です。

     黄体ホルモン

女性の場合、「月経前になるとニキビが増える」ということを経験したことはありませんか?

この黄体ホルモンには皮脂の分泌を増加させる働きがあります。

生活習慣の影響によって、分泌のタイミングがズレたり、量が増加するので毛穴が開く一因になってしまいます。

     2.生活習慣[2] 

毛穴に直結している原因で、よく見かけるのが食事に関してです。

     バランスの食事

脂質分が多い食事をよく食べる場合、もちろん皮脂が過剰に分泌されてしまう方が圧倒的に多いです。

ですが、脂質分が少ない食事を行っていても、皮脂分泌を増加させてしまう食品や習慣があるので、ご注意ください。

     動物性脂肪と糖質の過剰摂取

動物性脂肪や糖質が多い食品は、皮脂腺を刺激して皮脂分泌を増加させてしまう作用があります。

     高GI食

     高GI食とは、食後に血糖値を上げる食品のことを     言います。

そのため、上がった血糖値を下げるために分泌されたインスリンが、男性ホルモンの分泌を刺激し、皮脂分泌が増加します。

     ビタミンの不足

ビタミンB2とB6には、皮脂分泌をコントロールする働きがあります。

単純に不足すると、コントロールができないので、皮脂の分泌が過剰になり、毛穴の開きへと繋がってしまいます。

     肌の乾燥

肌が乾燥することで、乾燥から肌を守ろうと皮脂が過剰に分泌され毛穴が開く場合と、そもそも肌細胞自体が乾燥により萎縮し、毛穴が開く場合があります。

肌が乾燥する原因はたくさんありますが、主に「過剰な洗顔」と「保湿化粧品の不足」が原因の方が多いです。

さらに夏は、日焼けによって乾燥性脂性肌に傾く方が多いのも要因です。

加齢とともにお肌の水分保持能力が低下していくので、洗顔の頻度や強度にも注意が必要です。

     肌のたるみ[3] 

肌がたるむと自然と毛穴は開きます。

そして、たるむ原因は主に下記の2種類です。

1.ハリや弾力の低下

年齢を重ねていくと、ハリや筋力が衰え、肌がたるむことで、毛穴が楕円形に変形してしまい目立つようになります。

     そもそも、なぜたるむ?

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で構成されています。

そのうち、お肌のハリや弾力に直結しているのは「真皮層」と呼ばれる中間の層です。

その真皮層に存在する「コラーゲン」と「エラスチン」が本来であれば網目状の構造でハリや弾力を支えています。

しかし、加齢や紫外線ダメージ、活性酸素によって減少したり、網目の構造が崩れることで「お肌のたるみ」が生まれます。

2.表情筋の衰え

顔の皮膚は表情筋が支えているので、表情筋が衰えることで支える力が弱くなり、重力によって肌にたるみが生まれます。

マスクの長時間使用やリモートワーク、テレワークの定着によって、無表情で過ごす時間が     増えたことも要因の1つと     言えます。

毛穴の開き以外にも、たるむことで生まれるトラブルは…

  •      肌のキメが荒くなる
  •      小じわが目立つ
  •      ほうれい線やマリオネットラインができる

など、様々です。

     老化による皮脂の変化

実は、皮脂というのは2種類の脂肪酸で構成されており、「不飽和脂肪酸」と「飽和脂肪酸」と     言います。

通常であれば皮脂は、この2種類でバランス     良く構成されています。

しかし、加齢によって脂肪酸のバランスが崩れ、サラサラとした不飽和脂肪酸よりも、ドロドロとした飽和脂肪酸の比率が高くなり、毛穴詰まりが起きるので毛穴が開いてしまいます。

     不飽和脂肪酸とは?

不飽和脂肪酸とは、血圧やコレステロールを下げる効果があり、健康的な生活を送るのに欠かせない成分です。

他にも…

  •      美肌効果
  •      血圧を下げる
  •      中性脂肪が減少
  •      悪玉LDLコレステロールを減らす
  •      鼻炎などのアレルギー症状の抑制
  •      動脈硬化を抑制
  •      便秘の解消

と、たくさんの効果がありますが、体内では生成できない成分なので、魚や植物から摂取する必要があります。

     一価不飽和脂肪酸

ミリストオレイン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、エルカ酸など、様々な種類があり、日本人はオレイン酸をオリーブオイルから摂取する方が多いです。

動脈硬化、脳梗塞を引き起こす「LDLコレステロール」を下げる効果があります。

     多価不飽和脂肪酸

n-3系脂肪酸、n-6系脂肪酸と種類があり、それぞれ効果も異なります。

     n-3系脂肪酸

α-リノレン酸、EPA、DPA、DHA、と種類があり、ドレッシングや青魚から摂取する方が多いです。

血液中の中性脂肪低下、不整脈の防止、血管内皮細胞の機能改善、血栓の生成防止、といった働きがあります。

     n-6系脂肪酸

リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸、とこちらも種類があり、リノール酸は特に代表的な成分で、コーン油やダイズ油、サフラワー油※から摂取する方が多いです。

※サフラワー油は、紅茶から抽出された油です。

体の炎症を抑えたりする効果があり、欠乏すると皮膚炎を発症しやすくなります。

     不飽和脂肪酸が多く含まれる食品

  •      アーモンド
  •      ピーナッツ
  •      ピスタチオ
  •      アボカド
  •      青魚
  •      オリーブオイル
  •      ココナッツオイル
  •      ダイズ油
  •      ナタネ油

     飽和脂肪酸とは?

飽和脂肪酸とは、エネルギー生成や脂肪の蓄積抑制などの働きがある成分です。

こちらは、体内で糖質を使用して生成することができます。

また、短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸、と種類があります。

     短鎖脂肪酸

酢酸、プロピオン酸、酪酸が、短鎖脂肪酸に当てはまり、大腸で腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖を発酵することで生成されます。

肝臓、筋肉、腎臓などの組織で、エネルギー源や脂肪を合成するための材料になります。

     中鎖脂肪酸

オレイン酸やリノール酸と同じ脂肪酸の仲間で、ココナッツやパームフルーツのヤシ科の種子に含まれる成分です。

認知症やアルツハイマー型認知症の抑制や予防効果、脂肪燃焼効果が期待されます。

     長鎖脂肪酸

オレイン酸、リノレン酸、DHA、EPAが当てはまり、バター、牛脂、植物油に多く含まれています。

悪玉コレステロールの減少や血圧を適正にする効果があります。

どちらも体には欠かせない成分なので、皮脂の比率を調整することで、毛穴の開きトラブルはもちろん、健康まで効果があるので、バランスを整えていきましょう。

     汚れの蓄積

日々の洗顔で、皮脂や角質が落しきれておらず、毛穴に汚れが蓄積されていくことで毛穴が広がります。

ニキビやコメド※と呼ばれる皮脂詰まりになったり、赤く炎症が目立つ、ブツブツとした触り心地のお肌になってしまいます。

※コメドとは、ニキビになる前のプツッとした毛穴詰まりのことを指します。

だからといって洗浄効果の高い洗顔料を使用したり、クレンジングや洗顔の回数を増やしたりすると、今度は乾燥による皮脂分泌の過剰になってしまう可能性があります。

蓄積された皮脂の汚れは奥に詰まっていたり、固まっているので、専用の吸引機器などで、取り除く必要があります。

     ストレスや不規則な生活

慢性的なストレスや不規則な生活も、一見関係なさそうに感じますが、毛穴の開きにとても重要な要因です。

特に、「自律神経が乱れ、交感神経が優位になる」ことが最大の要因であり、毛穴開きへと繋がっています。

     交感神経が優位になるとどうなる?

交感神経が優位になることで、毛穴へ起こることの代表的な例は「血管の収縮」と「男性ホルモンの増加」です。

     血管の収縮

交感神経が優位の状態だと、血管は収縮します。

身近なわかりやすい例を上げるなら、緊張した時に手足が冷えて汗をかいたり、胃がキリキリと痛んだ経験はありませんか?

まさしく、手が冷えるのは緊張によって交感神経が優位になり、手足の毛細血管が収縮することで、血流が滞り冷えてしまいます。

     なぜ収縮するのかというと、脳を活性化させるために、血流を偏らせているためです。

お肌に張り巡らされている血管も、毛細血管の1つなので、手足同様に収縮し血流が滞ります。

そうすると、お肌に栄養素が運ばれなかったり、老廃物を取り除けなくなるので、お肌のバリア機能が低下し、乾燥や肌細胞の萎縮といったトラブルを引き起こして毛穴の開きへと繋がってしまいます。

     男性ホルモンの増加

皮脂分泌が過剰になる原因にて説明した、ホルモンバランスの乱れ(男性ホルモンの増加)によって、皮脂分泌が過剰になり毛穴が開く、がストレスや不規則な生活から結び付いてしまいます。

     セルフケアによる改善方法

例えば、上記の食品をしっかりと摂取するのも改善方法の1つですが、セルフケアにおいて、改善する方法の目安をお伝えします。

1.クレンジング

毛穴開き対策には、丁寧なクレンジングが欠かせません。

優しく丁寧に擦らず行うのはもちろん、吸引機能のあるクレンジング用の機械を使用して、詰まっている皮脂などを除去し、予防と改善を行いましょう。

クレンジングや洗顔の前に、蒸しタオルなどで顔を温めると毛穴の汚れを落としやすいです。

2.スキンケア

洗顔と同様に欠かせないのがスキンケア、もとい「保湿」です。

洗顔後は毛穴が開いている状態です。

そのまま放置すると乾燥が進んだり、より皮脂が分泌されてしまうので、最低限の化粧水と乳液は必ず行ってください。

3.生活習慣

内側からの改善と外側からの改善、どちらも毛穴開きには必要です。

慢性的なストレスと不規則な生活による内側の改善と、油ものの摂り過ぎによる皮脂分泌の過剰の改善と、全て繋がっているからこそ、全て改善することは難しいですが、少しずつ見直していきましょう。

4.表情筋

皮膚をたるませないために、朝晩のスキンケア時に表情筋のトレーニングを取り入れてみましょう。

上を向いて気持ち顎を少し突き出すような体勢で、「あ・い・う・え・おー」とゆっくり口を大きく開けて行うだけで、筋肉は刺激されるのでぜひ行ってみてください。

     最後に…

毛穴が開くといっても、本当にたくさんの要因があって開くのだと、お伝えできたかと思います。

現状開いてない場合はこれから予防をはじめたら良いのですが、既に開いてしまった毛穴は、改善するにはかなりの努力が必要です。

毛穴に詰まった汚れを取り除くのに必要な吸引は、フェイシャルエステがかなり効果的かつ短期間で変化が生まれることが多いです。

また、温めたタオルを当てて毛穴を開いて汚れを落としやすくできても、そのあとの引き締めとなると、収れん効果(引き締め効果)が強いお化粧品はお肌への負担等が大きいので扱いが少し難しいです。

ハーブピーリングという技術が特に私個人的におススメで、理由としては、吸引や収れんをプロに任せた方が、改善への道がセルフケアに比べ圧倒的に近道でした。

いつまでも健康で若々しくある為に、なるべく早く改善し、美しい肌を手に入れましょう。